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国内定住旅行第3弾! 長崎 五島列島中通島へ

こんにちは、モデル・定住旅行家のERIKOです。

普段海外で定住旅行を行なっていることの多い私ですが、年に1回は国内でも定住旅行を行うようにしています。東京で暮らしていると、自分の中での日本のイメージがそこだけで形成されてしまうような気がするので、多様な日本を知るためにも、国内での定住旅行は大切にしています。これまで、北海道の利尻島、三重県の答志島に滞在してきました。そして、今年の定住旅行地に選んだのは、長崎の五島列島です。

大小140の島からなる五島列島

九州の最西端に位置し、長崎港から西に100kmにある五島列島。名前の通り、5つの大きな島からなっています。五島への一般的なアクセスは、長崎、福岡からの船です。
面積の一番広い福江島をはじめ、久賀島、奈留島は下五島、北部に当たる中通島と若松島は上五島と呼ばれています。五島の名産と言えば、椿。資生堂のシャンプーTSUBAKIの原料もこの五島の椿が使用されています。
上五島へは、船で長崎から約1時間半、博多からは約6時間弱で行くことができます。

島までのアクセス

これまで私が滞在した国内の島は、1日あれば十分見て周れるほどでしたが、五島列島の島々はとんでもなく広いんです。1つの島だけでも1日で足りないくらいです。

五島へ来た理由


いつ誰から聞いたかは忘れてしまいましたが、日本にもキリスト教徒が多く暮らし、また、隠れキリシタンと呼ばれている人たちのゆかりの場所であるということを知りました。私が普段海外で定住旅行する先の国や家庭は、キリスト教徒が多く、やはり宗教というのは大きな社会や、ささやかな人びとの暮らしに大きく影響を与えているものであると実感します。
同じ日本という場所で、仏教や神道ではない宗教を、長い歴史の中で信仰を繋いでいる人たちが集落単位でいることに非常に興味を惹かれました。そこはどんな場所で、何が見え、何を食べ、どんな生活している人びとなのかを知りたいと思ったのです。

中通島・上五島町という場所

私が今回滞在したのは、長崎の西方、五島列島の北部に位置する五島列島で2番目に大きな島、上五島の中通島です。上五島は7つの有人島と60の無人島から構成されています。
十字架をイメージさせる中通島は、南部の福江島などと違い、一般に多く観光客が訪れる島ではありません。人口は約1万8千人。少子高齢化が進み、人口が激減しています。

この土地に初めて到着して驚いた景観は、急峻な山の斜面にぽつんぽつんと建っている家でした。どうしてわざわざこんな場所に住むんだろうと不思議だったのです。その理由には、この島が持つ特有の歴史と人びとの物語が詰まっていることに、定住旅行を続けるうちに気がつきました。そのお話は後ほどしたいと思います。

中通島の特に北部には複雑な山の急勾配な地形に12の集落が存在しています。これらの集落は、全国的にも非常に珍しい、美しくも厳しい自然や地理な景観、移住による暮らしの中で培われた知恵と工夫が、いまも日常生活の中の風景として見ることができます。この地区は、「北魚目の文化的景観」として、国の重要文化財に指定されています。

このような地形や自然環境で暮らしを営む島民は、どのような生活をしているのか。中通島での定住旅行が始まります。