大統領との面会って何をするの?
サハ大統領との面会の実現
こんにちは、モデル・定住旅行家のERIKOです。
ジャーナリストでも要人でもなんでもない、旅びとの私が、国の大統領と会う機会に恵まれるなんて、日頃の行いが良かったとしか考えられません。笑
今回のシベリアの旅で、サハ共和国のエゴール・ボリソフ首長にお会いする機会に恵まれたのですが、これも、ウラジオストクの家族を紹介してくれた、オタールさんからのご縁でした。
私自身、大統領という方にお会いするのは生涯2度目。
一度目は、パラグアイのオラシオ・カルテスさんが来日された時でした。それもパーティーでの場だったので、お話したのはほんの数十秒程度でした。
今回は、大統領(厳密には大統領でなく、首長ですが、サハの人びとはみんな大統領と呼んでいますので、以下大統領と呼ばせて頂きます)から大統領官邸に呼んで頂き、会談させて頂きました。
そこで問題となったのは、服。今回の旅でまさか大統領とお会いできるなんて思ってもみなかったので、正装を準備していませんでした。
そんな時、この旅で母のように私のお世話をしてくれている、外務省のイリーナさんが自前の服を貸してくれました。
面会の数日前に、私が滞在するアパートまで服を何着が持ってきてくれたのですが、その中になんとブラジャーまで入っていたのです・・・!
イリーナさん、あなたは本当にいいお母さんになると思います。
ブラまで準備したのもつかの間、当日になって急に面会がキャンセルに・・・
別日を設定して、ようやく面会が実現しました。(当日は自前のブラを着用しました)
面会前は、外務大臣と、同席してくれる外務省の方々と別室で雑談し、約束の時間数分前になったところで、よくニュースで見かけるような会談室へ。
「大統領の面談は長くても20分程度です」と説明を受け、エゴール大統領の到着を待ちます。
ついに!エゴール大統領に面会
静かに現れたエゴール大統領。軽く握手をして、着席をし、会談が始まります。
私の隣には通訳官のバレリアさんが座り、私が分からなかった部分のロシア語を英語で補助してくれます。
会談の内容は、主に大統領がサハ共和国が今力を入れていることや、歴史、動物のことなどについて、そして、現在日本の企業と一緒に行っている温室栽培のプロジェクトのことをなど話してくださり、また私が感じたサハ共和国についての印象や観光資源の可能性についてを聞かれました。
結局、話が盛り上がったようで、会談は1時間強に及びました。
最後に、ヤクートの伝統的な人形をお土産に頂き、私からは鳥取県の写真集を寄贈させて頂きました。
「安倍総理に宜しくお伝え下さい」と言われましたが、そんな機会はやって来るのか分かりません。
このブログを見ている方で安倍総理と知り合いの方がいらっしゃれば、是非お伝えください!
サハ共和国滞在中、全ての旅をバックアップをしてくださった、大統領をはじめとする外務省の皆さん。
大統領のオススメ通り、今後は夏に行きたいと思います。