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日本へどうしても行きたい、カルムイク女子!

こんにちは、モデル・定住旅行家のERIKOです。
カルムイクの首都エリスタにある一番古い寺院”シャキュスン・スメ”を参拝したときのことです。寺院の中を丁寧に説明してくれる係のおじさんに、「うちの娘が日本に行きたいって言ってるんだけど、連絡してあげてもらえないですか?」と聞かれました。
すぐに連絡を取り合い、翌日出会うことになったのがアルミンちゃん25歳です。カルムイク語で、りんごという意味を持つアルミンちゃん。カルムイクの20代の女子たちはどんな生活を送っているのか聞いてみました。

Q、普段、仕事は何をしていますか?
A、私は科学者として政府機関のラボで働いています。とにかく物理と化学が大好きなんです!モスクワの大学で5年化学と物理を学んで、故郷のカルムイクに戻ってきました。一番は家族のためですね。

Q、休みの日は何をしていますか?

                アルミンちゃんが持っているのが、カルムイクの伝統楽器・ダンブラ

A、化学のビデオを見ています。笑 マニアックですよね。あと、ギター、ピアノ、ダンブラを弾くので、その練習をしたりしています。英語とロシア語、母国語のカルムイク語を話すのですが、将来はスペイン語が習いたいです。色んな国で話されているので、興味があります。

Q、なぜ日本に行きたいの?

A、ありきたりかもしれませんが、アニメや漫画が好きで、日本に憧れを持っています。2020年に東京オリンピックがあるので、ボランティアとして絶対に行きたいのです!現在申請をしているところで、結果を待っています。私は海外に行ったことがないので、日本が初海外になったら嬉しいと思っています。

Q、ボランティア経験はありますか?

A、ロシア国内のみのですが、たくさんあります。ラグビー世界大会、ロシアサッカーW杯など色んなスポーツ大会などでボランティアを経験しました。個人的に旅をしようと思ったら、高くてなかなかできないですが、ボランティアを利用すれば、その土地を知ることができ、何かに貢献できて、一石二鳥です。

Q、カルムイクで流行っているものはありますか?

A、今は日本食(寿司)、イタリア料理、メキシコ料理がとても流行っていますよ。

Q、アルミンちゃんの暮らしや人生で優先順位が高いものは何ですか?

A、断然家族です。モスクワで生活している時も、もちろん都市部の方が仕事環境に恵まれていますが、家族が一番大事なので、カルムイクに戻ってきました。私は25歳ですが、親に早く結婚しろと毎日言われています。笑 カルムイクの文化かもしれませんが、家族を作ることは人生で何とも比較できないほど大切なんです。

東京オリンピックのボランティアの話になると目を輝かせて「夢が叶うかな~」と話すアルミンちゃん。彼女のようにボランティアをしながら、様々な土地を旅する方法は、テーマのある旅の仕方の一つだなと思いました。抽選が当たることを祈っています!

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