世界の朝ごはん 〜ホンジュラス編〜
こんにちは、モデル・定住旅行家のERIKOです。
「現地の家庭で何食べてるの〜?」とよく聞かれることが多いので、世界の朝食をご紹介したいと思います。今回は中米のホンジュラスの朝ごはんです。
朝はしっかり派!
こちらがホンジュラスの定番の朝食、”Desayuno típico”(デサジューノ・テーピコ)です。
右回りで、フリホレス(小豆。ホンジュラスではしょっぱいのが一般的です)、ソーセージ、チーズ、目玉焼き、トルティージャ(トウモロコシのすりつぶしたものを焼いたもの)、焼きバナナ。そして真ん中はクリームです。
トルティージャはホンジュラスだけでなく、ラテンアメリカ全域で食べられているポピュラーな食べ物で、日本でいう、お米のような存在です。
お米と同様、トルティージャ自体は薄味です。これを主食として、チーズやフリホーレスをおかずのようにして食べます。
これだけでも朝から結構なボリュームですが、品数が多く美味しいので、思いの外ペロリと食べれてしますのです。
トルティージャ作りは朝早くから
多くの家庭は、トルティージャを購入していますが、田舎などに行くと手作りしている家庭もあります。
一度、メキシコのオアハカ州に滞在した時、朝4時から家族と一緒にトルティージャを作り始め、午前中の9時に全て焼き終わったことがありました。
あまりの長いプロセスに私は途中居眠りしてしまったのですが、家族はその働き続けて、そのまま仕事へ出かけて行き本当に働き者で感心したことがありました。(ちなみにメキシコの労働時間は世界一労働時間が長い国です)
トルティージャはまず、白トウモロコシを濾し器ですり潰し、ペースト状にします。そしてそれを手で捏ねて、丸い型押し機で平らにし、焼いていきます。全て手作業で行われるため、大変な作業である。
朝食のお供は紅茶かコーヒー
ホンジュラスは有数のコーヒー大国ですが、残念なことに品質が良い物はほとんどは海外へ輸出されており、一般家庭で飲まれているのはインスタントが多いです。
また、よく飲まれている紅茶も種類が豊富で、カモミールやアールグレイなどが一般的です。
ホンジュラスに限らず、中米地域の朝食は朝からご飯やお肉を食べたり、かなりのボリュームを食べるのが特徴的です。
皆さんも渡航されることがあれば、是非現地の朝ごはんを試してみてくださいね!