オイミヤコン村とは?

オイミヤコンは、人口200人のヤクート人が住む村。今回私がご縁を頂いたのは、アムノソバ家。NAトラベルソリューションズの東さんからのご紹介で、この家族の元にたどり着きました。

まず、家に到着するなり、私たちの体を温めてくれる玄関の暖炉の火にサムサを食べさせます。ヤクート人の定番の儀式です。

 

ここで、家族のメンバーを紹介したいと思います。

奥さんのエレノーラさん
別の村で生まれ育ちましたが、ある日家が火事になり、お母さんの出身であるオイミヤコン村へ引っ越し、結婚しました。現在はナースとして村の病院で働いています。

家の主人 ガブリエルさん 石炭を運ぶトラクターの運転手。かなりシャイのため、個人の写真は撮れませんでした・・・

長女 アイタちゃん 現在ヤクーツクの大学に通う21歳。すらっとしていてザ・ヤクート美人!
私が到着した次の日にヤクーツクへ戻ってしまいました。次回の里帰りは夏だそうです。

次女 アイーナちゃん(写真真ん中) 14歳 食事の後の洗い物は毎日彼女がしている働き者。

ヤーナちゃん 9歳  私が外出するときなどは彼女が必ず付き添ってくれます。シャイでほぼ喋りませんが、素朴で順従な子。

 

愛犬のパンダ。−60度でも、このフサフサした毛に覆われているお陰で、ずっと外で過ごしています。人が外に出てくると、嬉しさのあまりジャンプして襲ってきます。

 

お家の中

こちらは私が使わせてもらっている子供部屋、結構広いです。

リビング。家族のほとんどはここで寝ています。

 

キッチン。広々としていて明るくモダンな感じです。

こちら通常ならバスルームのはずですが、水道がないので、ここで水を保管したり、洗面台としても使っています。
そして寒すぎてトイレに行けないときは、ここにあるバケツで用を足すこともあります。

こちらは何かというと、実はトイレです。そう、トイレが外にあるんです!
水道がないので、昔のぼっとん便所みたいな感じですが、中身は全て凍りついていて、無臭です。新聞読みながらゆっくりトイレなんて、まず不可能です!笑
大体3分以内に済ませないと、トイレットペーパーを握っている指先が凍ってきます。

家全体はこんな感じで、かなり大きいです。
この家が建っている大地は、全体は永久凍土のため、夏に溶け、冬に凍るの繰り返し、形を変えていきます。そのため、写真では分かりづらいですが、家の中はビー玉があっちこっちにコロコロ転がっていってしまうほど、平行な場所がありません。

家の敷地内には、メイン住居、サマーコテージ、納屋、トイレ、バーニャ(サウナ風のお風呂)などがあります。隣の家との距離は、約10mくらい離れていますが、近所付き合いは良好で、家に招いたり招かれたりして交流しています。

近代的な近所づきあい

オイミヤコン村は3つの区に分かれています。近所といえど、この寒さでは立ち話も出来ません。そこで彼らが行っているのが、wasapp(日本のLINE)のグループを作って、進捗状況などを頻繁に連絡を取っているんです。こんな寒い場所でもwi-fiが通じているなんて驚きでした。

 

米原万里さんのマイナス50度の世界